用語集
ウ
- 海風
- 日中、気温の低い海面から気温の高い陸地に向かってふく風.
- 海風前線
- 海風の先端に形成される規模の小さい(局地的な)前線.前線付近で大気汚染物質が高濃度になる傾向がある.
- 雨量
- 降った雨が地中にしみ込んだり流れ出たりせず、一様な深さにたまったと仮定した時、その深さをmmで表したもの.(→降水量)
- 雨量計
- 雨の量を正しくはかるために用いる測器.「貯水型指示雨量計」と「転倒ます型雨量計」が代表的である.貯水型指示雨量計では、直径20cmの円筒の中に「貯水ビン」と「受水器」がセットしてあり、上から入った雨はすべてこのビンの中にたまる仕組みになっている.貯水ビンにたまった雨を「雨量ます」に入れかえ、目盛り(mm)を読むとその値が雨量となる.雨量計を設置する場合、雨が地面ではね返って雨量計に入るのを防ぐため、まわりには芝を植える.
- 雲頂
- 雲は立体的な構造なので厚みをもつ.このなかで最も高いところを雲頂という.つまり、雲の最上部のことである.
- 雲頂高度
- 地表から雲頂までの高さ.雲頂高度はいろいろあるが、一般的には3層に分け、その高度により「上層雲」「中層雲」「下層雲」に分類する.(→雲の分類)
- 雲量
- 空をぐるっと見渡したとき、雲が空の何割を占めているかで決める値.雲量は目分量で0~10までの値をとる.