用語集
カ
- カーソル
- テキストの入力位置を示す挿入ポイント、またはマウスポインタをカーソルと呼ぶこともある。
- 海上警報
- 船舶の運航に必要な海上気象(風・濃霧・着氷)などに関する警報.
- 快晴
- 空に雲がほどんどない状態.雲量が1以下.
- 海陸風
- 海と陸の温度差により、日中は海から陸へ(→海風)、夜間は陸から海に向かってふく風(→陸風).
- 下降気流
- 上方から下方に流れる気流.高気圧や台風の中心部、山越えしたあとの風にみられる.(⇔上昇気流)
- 可視画像
- 気象衛星は可視光線および赤外光線に感度をもつセンサーを搭載しているが、このうち可像なので、厚い雲は白、晴天のところは黒、また夜間は太陽光がとどかないため黒い映像になる.天気予報で用いられるのは、「赤外画像」である.(→赤外画像)
- 風
- 水平方向への空気の動きのこと.風は気圧の高いほうから低い方へふく.つまり気圧差によって生じる.
- 風台風
- 雨による被害より、風による被害のほうが大きい台風.(⇔雨台風)
- 雷
- 発達した積乱雲の上と下で電気が蓄積され、一定以上になると空気の絶縁を破って、雲と雲の間や雲と地面の間で放電が起こる現象.「雷鳴」は放電したところが瞬間的に熱せられ、気が急激に膨張して振動するために起こる.雷をもたらす積乱雲は、夏の内陸部や冬の日本海側、寒冷前線通過時にみられる.
なお、空気中での音速は1秒間に331m進むことから、雷がピカっと光り、ゴロゴロと鳴るま
での秒に331mをかければ、雷までの距離を知ることができる.
- 空っ風
- 関東平野や東海地方で冬にふく冷たく乾いた風.北西の季節風が日本海側の地方に雪を降らせた後、中央山脈をこえ、これらの地方にふき下ろす.
- 空梅雨
- 梅雨期間に雨の日が非常に少なく、降水量も少ない場合.夏の水不足をもたらす.
- 寒気
- まわりの空気に比べ低温な空気.
- 寒気団
- 寒気をともなう気団.高緯度から暖かい地域に移動する.(⇔暖気団)
- 乾燥注意報
- 空気が乾燥によって、災害(火災)が起こるおそれがある場合に、その旨を注意して行なう予報.
- 観天望気
- 雲をながめたり、風や暖かさ、湿っぽさを感じとることで天気を予測すること.
- 寒の戻り
- 3~4月、一時的に冬型の気圧配置となり、再び寒くなること.
- 寒波
- 主に冬、広い地域に2~3日またはそれ以上にわたり、著しい気温の低下をもたらす寒気が到来すること.
- 寒冷高気圧
- まわりの空気より冷たい空気でできている高気圧.日本付近ではシベリア高気圧やオホーツク海高気圧が代表的.
- 寒冷前線
- 温帯低気圧の後方にみられる前線.冷たい空気(寒気)が暖かい空気(暖気)の下にもぐり込み、暖気を押しながら進む.積雲や積乱雲のような垂直方向に発達する雲を伴い、通過中は強い雨が短時間降る.雨の降る範囲は狭く(50~60km)、通過後は気温が下がり、北よりの風向となる.(→温暖前線)
- 寒冷低気圧
- 中心ほど気温が低い低気圧.比較的小さな規模で前線を伴わない.