用語集
ナ
- 凪
- 海風と陸風が交替する朝や夕方、一時的に無風状態となること.朝なぎ、夕なぎがある.(→海風、陸風)
- なたね梅雨
- なの花が咲く頃(3月中ごろから4月にかけて)の長雨.「春の長雨」ともいう.高気圧が北にかたより、南岸沿いに前線が停滞するため、関東地方より西の地方で雨が
降り続く現象.
- 雪崩
- 雪崩には「表層なだれ」と「全層なだれ」がある.表層なだれ:気温が低く、古い積雪の上に大雪が降ったあと新雪がすべり落ちること.「新雪なだれ」ともいう.なだれは巨大な雪煙をあげながら高速で長距離をすべり落ちる.なだれの死者の9割がこのタイプのものによるといわれる.真冬に大雪が降ったときに起こりやすい.全層なだれ:春先のくもりや雨の暖かい日、積雪層の下部と地面との間で雪解け水が流れ落ちるためにすき間ができ、積雪層の全体がすべり落ちる現象.
- 南高北低の気圧配置
- 日本付近からみて、南が高く北が低い気圧配置.夏によくみられる気圧配置なので夏型ともいわれる.